はじめに・河北潟と流域

「流域の森や農地に支えられた汽水生態系の復活により、河北潟から豊かさを持続的に享受できる地域を目指します」
流域全体が無農薬となり、ヤマトシジミ、ウナギなどが生息する河北潟が復活し、潟漁が営まれて食卓も豊かになります。水草が増えて水も透明になり、清湖のきれいな水と自然が取り戻された流域にはいろいろな地場産業が発展しています。「河北潟」は地域に活力を与え続けます 。

これは、河北潟湖沼研究所が2017年に採択した新しいビジョンです。(詳細はこちら

1994年の団体設立より、河北潟やその周辺でさまざまな環境保全活動をおこなってきました。外来植物の除去活動、生物多様性を守ることで米の価値を高める「生きもの元気米」、毎年恒例となり毎回数百名が参加する「河北潟クリーン作戦」等、継続した活動により、在来植物のアサザが守られたり、地域の新しい農業を切り開く力を示したり、ゴミだらけの湖岸は目立たなくなる等の成果が出ています。 一方でなかなか改善されないものもあります。 河北潟の水質改善はこの20年進んでいません。 河北潟にはたくさんの川や水路が流れ込んでいて、それは海につながっています。 河北潟の流入河川の上流域とも連携して、環境保全の取り組みを進めて、川や水路、河北潟の水質を改善し、海につながる河北潟にしていきたいと考えています。 そこで、河北潟の水を生み出す流域全体を、一から見直す新しい流域管理の形をつくることを模索しています。

 

河北潟について

・名前:河北潟(かほくがた)

・面積:5.96平方キロメートル(区切り方でいろいろ)

・平均水深:約2メートルの浅い湖

・かつては汽水湖、現在は淡水湖

・1963年からの国営干拓事業で湖面の約2/3が干拓された。

・河北潟干拓地は広さ13.56平方キロメートル。

・河北潟干拓地は農地として利用されていて、畑、牧場が広がる。近年は水田も増えてきました。

河北潟につながる川・水路

河北潟にはたくさんの川や水路が流れ込んでいます。

下の絵にかいてあるものは主な大きな川です。

このほかにも田んぼ等の小さな水路がたくさん流れ込んでいます。

地図で確認できるだけでも30近くの水路があります。

 

<河川>

宇ノ気川(うのけがわ)

能瀬川(のせがわ)

津幡川(つばたがわ)

森下川(もりもとがわ)

柳瀬川(やなせがわ)

柳橋川(やなぎはしがわ)

血ノ川(ちのかわ)

金腐川(かなくさりがわ)

大宮川(おおみやがわ)

大野川(おおのがわ)

つながる河北潟

 

河北潟流域アンケート

河北潟にはたくさんの川や水路が流れ込み、上流の森や川、農地などさまざまな場所の環境が影響してきます。わたしたちは流入河川の上流域も含めて「河北潟流域」と考えています。今後、この河北潟流域全体で豊かな自然の恵みを享受できる地域を目指し、流域全体で連携した環境保全活動を展望しています。この活動を考える基礎資料とするため、流域住民の皆様を対象に2018年1月から2月にかけてアンケート調査を実施いたしました。

下記にアンケート調査の結果を表示します。

河北潟流域アンケート1

河北潟流域アンケート2

河北潟流域アンケート3

河北潟流域アンケート4